TROZO

オパール

蛋白石(たんぱくせき)

光と水が織りなす遊色。10 月の誕生石、虹を宿す天然石

オパール(蛋白石)は、規則正しく並んだシリカ球の積層構造が光を干渉させ、虹のような遊色を生み出す稀有な天然石。化学組成は SiO₂·nH₂O(含水二酸化ケイ素)、結晶構造を持たない**非晶質**で、モース硬度 5.5〜6.5。10 月の誕生石、「希望」「無邪気」「潔白」を石言葉に持つ鉱物です。遊色を持つプレシャスオパール(ブラック・ホワイト・ファイア・ウォーター・ボルダー)と、遊色のないコモンオパール(普通蛋白石)に分けられ、それぞれが個性を持つ天然石です。

オパールの石言葉

  • 希望
  • 無邪気
  • 潔白
  • 創造性
  • 芸術的才能
  • 幸福
  • 変化
  • 虹のお守り

オパールとは

オパール(蛋白石)は、化学組成 SiO₂·nH₂O(含水二酸化ケイ素)の天然石。最大の特徴は**結晶構造を持たない**「非晶質」であること——鉱物学では厳密には鉱物分類外の「鉱物様物質(mineraloid)」とされる、ちょっと特別なカテゴリの石です。モース硬度は 5.5〜6.5、比重 1.9〜2.3。内部に水分(n × H₂O)を含むため、乾燥や熱に弱いデリケートな性質も持っています。

最大の魅力は、虹のような閃光が走る「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」。これは結晶ではないオパール特有の光学現象で、内部にある約 0.1 μm(マイクロメートル)のシリカ球が規則正しく並んだ積層構造に光が当たり、シリカ球の隙間で光が干渉・分散することで生まれます。シリカ球の大きさによって干渉する光の波長が変わり、赤・緑・青などさまざまな色が現れます。

プレシャスオパール(遊色あり)には、地色が黒〜濃紺で遊色が際立つブラックオパール(ライトニング・リッジ産が最高評価)、地色が白〜淡色で量産されるホワイトオパール(クーバーペディ産が主)、橙〜赤の地色を持つファイアオパール(メキシコ産)、透明感のあるウォーターオパール、母岩込みのボルダーオパール(オーストラリア)などの種類があります。遊色を持たない、もしくは弱いものは「コモンオパール(普通蛋白石)」と呼ばれます。

10 月の誕生石、結婚 14 周年・34 周年の記念石として親しまれ、石言葉は「希望」「無邪気」「潔白」「創造性」。光の角度を変えるたびに虹色が踊る遊色は、原石ならではの「動きのある天然石」の代表格です。

オパールの原石アクセサリー

鉱物データ

和名
蛋白石(たんぱくせき)
英名
Opal
化学組成
SiO₂·nH₂O(含水二酸化ケイ素、内部に水分を含む)
鉱物分類
鉱物様物質(mineraloid)— 結晶構造を持たないため厳密には鉱物分類外
結晶系
非晶質(結晶構造を持たない)
モース硬度
5.5 〜 6.5
比重
1.9 〜 2.3
主産地
オーストラリア(クーバーペディ・ライトニング・リッジ — 世界シェア約 97%)、メキシコ(ファイアオパール)、エチオピア、ブラジル、アメリカ(ネバダ州)
色のバリエーション
プレシャスオパール(遊色あり:ブラック / ホワイト / ファイア / ウォーター / ボルダー)/コモンオパール(遊色なし、地色は白〜淡色〜橙)
特徴
約 0.1μm のシリカ球が規則正しく配列した積層構造が光を干渉させ、虹のような遊色を生む。含水鉱物のため乾燥・熱・衝撃に弱いデリケートな性質
誕生石
10 月

遊色効果のしくみ — 0.1μm のシリカ球が虹を生む

結晶ではない、光の干渉が生み出す色。

オパールの虹のような閃光「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」は、結晶構造を持たないオパール特有の光学現象です。オパールの内部には約 0.1 マイクロメートル(μm)の小さなシリカ球が規則正しく積層しており、そのすき間で光が干渉・分散することで色が分かれて見えます。シリカ球の大きさによって干渉する光の波長が変わり、赤(粒大きめ)から青(粒小さめ)までさまざまな色が現れます。結晶ではない天然石が、規則的な微細構造で光を踊らせる——オパールは「鉱物様物質(mineraloid)」と呼ばれる、ちょっと特別なカテゴリの石です。

オパール 遊色効果のしくみ — 0.1μm のシリカ球が虹を生む

プレシャスオパールの種類 — ブラックからファイアまで

地色と産地で表情が変わる、5 つの個性。

プレシャスオパール(遊色のあるオパール)は、地色や産地によって 5 つの主要なタイプに分けられます。**ブラックオパール**は地色が黒〜濃紺で遊色が際立つ最高評価のタイプ、オーストラリア・ライトニング・リッジ産が知られます。**ホワイトオパール**は地色が白〜淡色で量産が利く一般的なタイプ、クーバーペディ産が代表的。**ファイアオパール**は橙〜赤の地色を持つメキシコ産で、遊色がなく地色そのものが特徴のものもあります。**ウォーターオパール**は地色が透明で遊色が浮き上がるよう、**ボルダーオパール**は母岩込みでオーストラリア産が知られます。遊色を持たない、もしくは弱いものは「コモンオパール(普通蛋白石)」です。

オパール プレシャスオパールの種類 — ブラックからファイアまで

原石オパール アクセサリーの選び方

遊色のパターン・地色・サイズで選ぶ。デリケートな扱いに注意。

オパールはモース硬度 5.5〜6.5 と他の宝石類より柔らかく、しかも含水鉱物(内部に水分を含む)のため、**乾燥・熱・衝撃・急激な温度変化にとてもデリケート**です。長時間の直射日光、エアコンの風が直接当たる場所、極端な乾燥環境を避け、保管時は湿度を保てる柔らかい袋やボックスに入れるのが基本。日常使いの際は入浴・スポーツ・家事のときには外し、超音波洗浄器は使えません。原石の魅力は、遊色のパターン(ピンファイア・フレーム・ブロードフラッシュ等)、地色のコントラスト、シリカ球の積層が生む色のドラマで決まります。

TROZO のオパールは、研磨で表情を整えず、原石そのままの遊色と地色のコントラストを活かして仕立てています。在庫から遊色のタイプ・地色・サイズを選びたい方向けの作品と、「おまかせ」で石との出会いを楽しむ作品、両方をご用意しています。デリケートな素材なので、長くお付き合いいただくために、保管・取り扱いのご相談もお気軽に。

オパール 原石オパール アクセサリーの選び方

オパールの原石アクセサリー

原石・鉱物の一点もの — TROZO

オパールについてよくある質問

Q オパールの石言葉は?
A

オパール(蛋白石)は「希望」「無邪気」「潔白」「創造性」「芸術的才能」「幸福」「変化」を主な石言葉として持つと言われています。10 月の誕生石、結婚 14 周年・34 周年の記念石としても親しまれている天然石です。

Q 遊色効果(プレイ・オブ・カラー)ってなに?
A

オパールの内部にある約 0.1 マイクロメートル(μm)のシリカ球が規則正しく積層した構造に光が当たり、シリカ球の隙間で光が干渉・分散することで虹のような閃光を生む現象です。シリカ球の大きさによって干渉する波長が変わるため、赤・緑・青などさまざまな色が現れます。結晶構造を持たないオパール特有の光学現象です。

Q ブラックオパールとホワイトオパールの違いは?
A

地色の違いです。**ブラックオパール**は地色が黒〜濃紺で遊色が際立つ最高評価のプレシャスオパール、オーストラリア・ライトニング・リッジ産が世界的に有名です。**ホワイトオパール**は地色が白〜淡色で、比較的量産が利くため流通量が多いタイプで、クーバーペディ産が代表的です。

Q オパールのモース硬度は? 取扱の注意点は?
A

モース硬度は 5.5〜6.5 と宝石類のなかではやや柔らかい部類。さらに含水鉱物(内部に水分を含む)のため、乾燥・熱・衝撃・急激な温度変化にとてもデリケートです。長時間の直射日光、エアコンの風が直接当たる場所、極端な乾燥を避けて保管してください。入浴・スポーツ・家事の時には外し、超音波洗浄器は使えません。

Q ファイアオパールには遊色がないの?
A

ファイアオパールは地色そのものが橙〜赤で、遊色のあるタイプと、遊色がなく地色だけで楽しむタイプの両方が存在します。メキシコが主産地で、地色の鮮やかさが最大の魅力。遊色を持つ個体は「ファイアプレシャスオパール」とも呼ばれます。

Q オパールはどんなアクセサリーに仕立てられますか?
A

天然石アクセサリーとしては、原石ピアス、ネックレス、リング、ブローチ、イヤーカフなどに用いられます。TROZO では研磨せず原石のままの遊色と地色のコントラストを活かしたオパールのアクセサリーをご用意しており、在庫から遊色のタイプ・地色・サイズを選べる作品と、おまかせで石との出会いをお楽しみいただく作品があります。

Q ダブレット・トリプレットってなに?
A

薄いオパールを母岩や保護層と接着剤で貼り合わせた「合成的に組み合わされた」オパール製品です。**ダブレット**は黒い母岩 + 薄いオパール 2 層構造、**トリプレット**は保護用のクリスタル + 薄いオパール + 黒い母岩の 3 層構造。安価にブラックオパール風の外観を作れますが、天然の単体オパール(ソリッドオパール)とは別物。TROZO ではすべて天然のソリッドオパールのみを扱っています。

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