TROZO

モルガナイト

モルガン石(モルガンせき)

ベリル族のピンクの花、J.P. モルガンに捧げられた 4 月の追加誕生石

モルガナイト(Morganite/モルガン石)は、エメラルド・アクアマリンと同じベリル(緑柱石)族のピンク変種。化学組成は Be₃Al₂Si₆O₁₈、結晶系は六方晶系、モース硬度 7.5〜8、比重 2.80〜2.91。微量のマンガン(Mn)含有で、淡いベビーピンクからサーモンピンク、アプリコットピンク、ラベンダーピンクまでの優しい色調を呈する天然石です。1910 年マダガスカル沖の島で発見され、ティファニー社の宝石学者ジョージ・F・クンツが、米国の銀行家・宝石コレクター J.P. モルガン(JP モルガン銀行創業者)に因んで命名した、比較的新しい銘柄の宝石。2021 年に日本の全国宝石卸商協同組合が誕生石を 63 年ぶりに改訂した際、4 月の追加誕生石として正式に採用されました。

モルガナイトの石言葉

  • 愛情
  • 優しさ
  • 思いやり
  • 癒し
  • 精神安定
  • 自信
  • 自由
  • 清純

モルガナイトとは

モルガナイト(Morganite)は、エメラルド・アクアマリン・ヘリオドール・ゴッシュナイトと同じ「ベリル(緑柱石)族」のピンク変種。化学組成は Be₃Al₂Si₆O₁₈ で、結晶系は六方晶系、モース硬度 7.5〜8、比重 2.80〜2.91。微量のマンガン(Mn)を含有することで、淡いベビーピンクからピーチピンク、サーモンピンク、アプリコットピンク、ラベンダーピンクの優しい色調を呈する天然石です。和名は「モルガン石」、ベリル族全体の和名としては「緑柱石(りょくちゅうせき)」。

モルガナイトの発見は 1910 年、マダガスカル沖の島(および同年のカリフォルニア州サンディエゴ近郊)。当時のティファニー社の主席宝石学者ジョージ・F・クンツ(George F. Kunz)が、米国の銀行家で宝石・鉱物コレクター J.P. モルガン(John Pierpont Morgan、JP モルガン銀行創業者)の名前に因んで、翌 1911 年に「モルガナイト」と命名しました。モルガン氏のコレクションはアメリカ自然史博物館に寄贈されており、銀行王の名を冠した珍しい宝石です。英語圏では別名「ローズベリル(Rose Beryl)」「ピンクベリル(Pink Beryl)」、ロシア圏では「ボロビエバイト(Vorobievite)」と呼ばれることもあります。

モルガナイトの色調は、ごく淡いベビーピンクから、サーモン色のピーチピンク、薄いオレンジが差したアプリコットピンク、深いラベンダーピンクまで多彩。Mn の含有量と結晶成長条件で色味が変わります。なかでもパステルピンクは「春のピンク」と称され、ベリル族のなかではエメラルドの強い緑、アクアマリンの透明感ある青と並ぶ、優しいピンクのキャラクターを持つ天然石です。原石ならではの六方晶系の結晶面、内包物の景色、ベリル族らしいガラス光沢が、ジュエリーに仕立てる際の表情の豊かさを生みます。

日本では 2021 年 12 月 20 日、全国宝石卸商協同組合(全宝協)が 63 年ぶりに誕生石を改訂し、新たに 10 種類が追加されました。モルガナイトは「サンゴ」とともに 4 月の追加誕生石 として正式に加わった、現代の誕生石のひとつです。4 月の主誕生石はダイヤモンドと水晶(クォーツ)、追加石としてモルガナイト・サンゴが並ぶ、選択肢の広い月。優しいピンクの石言葉と春のイメージから、近年人気を集めている天然石です。

モルガナイトの原石アクセサリー

鉱物データ

和名
モルガン石(モルガンせき)/ 緑柱石(ベリル族の和名)
英名
Morganite(= Pink Beryl/Rose Beryl/Vorobievite)
化学組成
Be₃Al₂Si₆O₁₈(微量の Mn(マンガン)含有でピンク発色)
鉱物分類
ベリル(緑柱石)族 — エメラルド・アクアマリン・ヘリオドール・ゴッシュナイトと同族
結晶系
六方晶系
モース硬度
7.5 〜 8
比重
2.80 〜 2.91
主産地
ブラジル(最大産地・ミナスジェライス州)、マダガスカル(発見地)、アフガニスタン、ナミビア、モザンビーク、ロシア、アメリカ(カリフォルニア州・メイン州)、パキスタン
色のバリエーション
ベビーピンク・サーモンピンク・アプリコットピンク・パステルピンク・ラベンダーピンクなど。Mn の含有量で色味が変化(淡色〜中濃色)
特徴
ベリル族のピンク変種。1910 年マダガスカル発見、ティファニーの G.F. クンツが JP モルガンに因んで命名(1911 年)。2021 年に日本の 4 月追加誕生石として全宝協が正式採用
誕生石
4 月(追加誕生石、2021 年改訂、主石はダイヤモンド・水晶。サンゴと併記)

ベリル族のピンクの花 — エメラルド・アクアマリンと同族

ひとつの鉱物族、色違いの宝石たち。

モルガナイトは、エメラルド(緑)・アクアマリン(青)・ヘリオドール(黄)・ゴッシュナイト(無色)と同じ「ベリル(緑柱石)族」の一員で、その「ピンク変種」にあたります。共通の化学組成 Be₃Al₂Si₆O₁₈ に対して、微量元素として何が含まれるかで色が変わる——エメラルドはクロム(Cr)とバナジウム(V)で緑、アクアマリンは鉄(Fe)で青、そしてモルガナイトはマンガン(Mn)で淡いピンクからピーチ、サーモン、ラベンダーピンクまでの優しい色調を発色します。結晶系は六方晶系、モース硬度 7.5〜8、比重 2.80〜2.91 で、ジュエリー用として十分な硬さと靭性を備えた天然石です。

モルガナイト ベリル族のピンクの花 — エメラルド・アクアマリンと同族

J.P. モルガンの名を冠した宝石 — 1910 年マダガスカル

銀行王とティファニーが結んだ、新しい銘柄の物語。

モルガナイトの発見は 1910 年、マダガスカル沖の島で、同年にはアメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ近郊でも産出が確認されました。当時のティファニー社の主席宝石学者ジョージ・F・クンツ(George F. Kunz)は、米国の銀行家・宝石コレクター J.P. モルガン(John Pierpont Morgan、JP モルガン銀行創業者)の宝石・鉱物コレクション(アメリカ自然史博物館に寄贈)の貢献を讃え、翌 1911 年に「モルガナイト(Morganite)」と命名しました。銀行王の名を冠した珍しい宝石として知られ、英語圏では別名「ローズベリル(Rose Beryl)」「ピンクベリル(Pink Beryl)」、ロシア圏では「ボロビエバイト(Vorobievite)」と呼ばれることもあります。

モルガナイト J.P. モルガンの名を冠した宝石 — 1910 年マダガスカル

4 月の追加誕生石 — 2021 年改訂で正式採用

春のピンクの石、現代の誕生石としての位置づけ。

2021 年 12 月 20 日、日本の全国宝石卸商協同組合(全宝協)が 63 年ぶりに誕生石を改訂し、10 種類が新たに追加されました。モルガナイトは「サンゴ」とともに、4 月の追加誕生石として正式に採用された現代の誕生石のひとつです。4 月の主誕生石はダイヤモンドと水晶(クォーツ)、追加石としてモルガナイト・サンゴが並ぶ、選択肢の広い月になっています。

TROZO のモルガナイトは、原石そのままの色と六方晶系の結晶の自形を活かして仕立てています。淡いピンクの中でも、ベビーピンクが好みの方、サーモンピンクが好みの方、深いラベンダーピンクが好みの方——「マンガン含有量で色味が変わる」性質を、ひとつひとつの原石の個性として楽しめます。4 月生まれの方への贈り物、優しいピンクをまといたい方への普段使いのアクセサリーとして、原石ならではの表情豊かなモルガナイトをご用意しています。

モルガナイト 4 月の追加誕生石 — 2021 年改訂で正式採用

モルガナイトの原石アクセサリー

原石・鉱物の一点もの — TROZO

モルガナイトについてよくある質問

Q モルガナイトの石言葉は?
A

モルガナイト(モルガン石)は「愛情」「優しさ」「思いやり」「癒し」「精神安定」「自信」「自由」「清純」を主な石言葉として持つと言われています。淡いピンクの優しい色調から、女性的な愛と癒しの象徴として親しまれている天然石です。

Q モルガナイトは何月の誕生石?
A

4 月の追加誕生石です。2021 年 12 月 20 日に日本の全国宝石卸商協同組合(全宝協)が誕生石を 63 年ぶりに改訂し、モルガナイトは「サンゴ」とともに 4 月の追加誕生石として正式に採用されました。4 月の主誕生石はダイヤモンドと水晶(クォーツ)、追加石としてモルガナイト・サンゴが並びます。

Q モルガナイトのモース硬度は?
A

モース硬度は 7.5〜8 で、天然石のなかでは硬い部類です。ベリル族(エメラルド・アクアマリンと同族)のため、ジュエリー用として十分な硬さと靭性を備えています。日常使いのアクセサリーに適した強度を持つ天然石です。

Q モルガナイトの名前の由来は?
A

1910 年にマダガスカル沖の島で発見されたピンクのベリル(緑柱石)について、翌 1911 年にティファニー社の主席宝石学者ジョージ・F・クンツ(George F. Kunz)が、米国の銀行家で宝石・鉱物コレクター J.P. モルガン(John Pierpont Morgan、JP モルガン銀行創業者)の名前にちなんで「モルガナイト(Morganite)」と命名しました。モルガン氏の宝石・鉱物コレクションはアメリカ自然史博物館に寄贈されています。

Q モルガナイトとアクアマリン・エメラルドの関係は?
A

すべて「ベリル(緑柱石)族」という同じ鉱物族の変種です。化学組成 Be₃Al₂Si₆O₁₈ は同じで、微量元素の違いで色が変わります——マンガン(Mn)でピンク → モルガナイト、鉄(Fe)で青 → アクアマリン、クロム(Cr)+ バナジウム(V)で緑 → エメラルド。他にも鉄で黄色 → ヘリオドール、無色 → ゴッシュナイトがあり、ベリル族は色のバリエーションが豊かな鉱物族です。

Q モルガナイトの色はどんな種類がありますか?
A

ごく淡いベビーピンクから、サーモン色のピーチピンク、薄いオレンジが差したアプリコットピンク、深いラベンダーピンクまで多彩です。マンガン(Mn)の含有量と結晶成長条件で色味が変わり、原石ならではの個性が出る天然石です。

Q モルガナイトの主な産地は?
A

ブラジル(最大産地、ミナスジェライス州)、マダガスカル(発見地)、アフガニスタン、ナミビア、モザンビーク、ロシア、アメリカ(カリフォルニア州・メイン州)、パキスタンなど。世界各地で産出される天然石です。

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