TROZO

ラピスラズリ

瑠璃(るり)

6000 年の青、ウルトラマリンの源。12 月の誕生石、人類最古級の天然石

ラピスラズリ(瑠璃)は、青色の主成分ラズライト(青金石)にカルサイト(方解石)とパイライト(黄鉄鉱)が混ざった鉱物集合体——岩石の一種です。化学組成は Na₇Ca(Al₆Si₆O₂₄)(SO₄)(S₃)·H₂O、モース硬度 5〜6、比重 2.4。紀元前 3100 年の古代エジプトでツタンカーメンのマスクに、シュメール文明で王権の象徴として、6000 年以上にわたり人類が愛してきた「最古の宝石」のひとつ。粉末は「ウルトラマリン」と呼ばれ、ルネッサンス絵画でも最高級の青色顔料に。深青の中にパイライトの金キラが踊る、12 月の誕生石です。

ラピスラズリの石言葉

  • 尊厳
  • 崇高
  • 幸運
  • 真実
  • 聖なる石
  • 創造
  • 洞察
  • ストレス緩和

ラピスラズリとは

ラピスラズリ(瑠璃)は、ちょっと特別な天然石です。なぜなら、単一の鉱物ではなく複数の鉱物が混ざり合った「岩石」だから。深青の主成分はラズライト(青金石、Na₈-₁₀Al₆Si₆O₂₄S₂、方ソーダ石グループ)、白い斑点はカルサイト(方解石)、金色キラキラはパイライト(黄鉄鉱)。これらが地中で混ざり合うことで、ラピスラズリ独特の「青と白と金」の景色が生まれます。モース硬度 5〜6、比重 2.4、英名「Lapis Lazuli」はラテン語の lapis(石)とアラビア語の lazuli(青)を組み合わせた言葉。和名は「瑠璃(るり)」、深く澄んだ青を意味する古い日本語です。

ラピスラズリの歴史は人類最古級。紀元前 3100 年頃の古代エジプトまで遡り、ツタンカーメン王の黄金マスクの装飾、クレオパトラのアイシャドウ、シュメール文明(古代メソポタミア)で王権の象徴として 6000 年以上使われてきました。古代中国・古代インカでも珍重された、人類が長く愛してきた青の天然石です。

中世以降、ラピスラズリを粉末化したものは「ウルトラマリン(ultramarine、ラテン語で『海を越えて』)」と呼ばれ、ヨーロッパで最高級の青色顔料として用いられました。フェルメール「真珠の耳飾りの少女」のターバンの青、ミケランジェロやラファエロの宗教画の青——ルネッサンス絵画の輝かしい青のほとんどがラピスラズリ由来。当時は同じ重量の金よりも高価とされた、聖なる青の天然石です。

産地は、紀元前から世界最高品質を誇るアフガニスタン・バダフシャン州が代表。パイライト多めのチリ産、ロシア・バイカル湖周辺、ミャンマー、アメリカでも産出されます。2023 年には日本(新潟県糸魚川市)で初めて国産ラピスラズリが確認され、ニュースになりました。石言葉は「尊厳」「崇高」「幸運」「真実」「聖なる石」「創造」「洞察」。12 月の誕生石として、ターコイズ・タンザナイトと並んで親しまれています。

ラピスラズリの原石アクセサリー

鉱物データ

和名
瑠璃(るり)
英名
Lapis Lazuli
化学組成
Na₇Ca(Al₆Si₆O₂₄)(SO₄)(S₃)·H₂O ※ 主成分ラズライト Na₈-₁₀Al₆Si₆O₂₄S₂ + カルサイト + パイライト
鉱物分類
鉱物集合体(岩石)— ラズライト・カルサイト・パイライト・ソーダライト・アウインなどの混合
結晶系
等軸晶系(主成分ラズライト)
モース硬度
5 〜 6
比重
2.4
主産地
アフガニスタン(バダフシャン州 — 紀元前から最高品質)、チリ(パイライト多め)、ロシア(バイカル湖周辺)、ミャンマー、アメリカ、日本(新潟県糸魚川市、2023 年初確認)
色のバリエーション
深青〜濃紺〜紫青。カルサイト(白)斑点とパイライト(金キラ)の配分で表情が変わる
特徴
粉末は「ウルトラマリン」と呼ばれ、世界最高級の青色顔料として ルネッサンス絵画 (フェルメール「真珠の耳飾りの少女」等) で多用。古代エジプト・シュメール・古代インカで王権と聖性の象徴
誕生石
12 月(ターコイズ・タンザナイトと併記)

複数鉱物が織りなす青 — ラピスラズリは "岩石"

ラズライトの青、カルサイトの白、パイライトの金。

ラピスラズリは厳密には単一の鉱物ではなく、複数鉱物の集合体——鉱物学的には「岩石(rock)」に分類される、ちょっと特別な天然石です。深青の主成分はラズライト(Lazurite、和名 青金石、化学組成 Na₈-₁₀Al₆Si₆O₂₄S₂、方ソーダ石グループ)。白い斑点はカルサイト(方解石)、金色キラキラはパイライト(黄鉄鉱)。さらにソーダライトやアウインなどが含まれることもあり、これらが地中で混ざり合うことで、ラピスラズリ独特の「青と白と金」の景色が生まれます。アフガニスタン産はラズライト純度が高く深青の最高品質、チリ産はパイライト多めで金キラがコレクターに人気、と産地で表情が変わるのも魅力です。

ラピスラズリ 複数鉱物が織りなす青 — ラピスラズリは "岩石"

6000 年の青 — ツタンカーメンからウルトラマリン顔料まで

人類最古級の宝石、王権と聖性の象徴。

ラピスラズリの歴史は紀元前 3100 年頃の古代エジプトまで遡る、人類最古級の宝石。ツタンカーメン王の黄金マスクの装飾、クレオパトラのアイシャドウ、シュメール文明(古代メソポタミア)で王権の象徴として、6000 年以上にわたり使われてきました。中世以降、ラピスラズリを粉末化したものは「ウルトラマリン(ultramarine、ラテン語で『海を越えて』)」と呼ばれ、ヨーロッパで最高級の青色顔料に。フェルメール「真珠の耳飾りの少女」のターバン、ミケランジェロやラファエロの宗教画の青——ルネッサンス絵画の輝かしい青のほとんどがラピスラズリ由来で、当時は同じ重量の金よりも高価とされた、聖なる青の天然石です。

ラピスラズリ 6000 年の青 — ツタンカーメンからウルトラマリン顔料まで

原石ラピスラズリ アクセサリーの選び方

青の濃淡・パイライトの分布・産地で選ぶ。

ラピスラズリはモース硬度 5〜6 と比較的やわらかい部類の天然石。さらに鉱物集合体のため割れにそれほど強くなく、強い衝撃・水濡れ・化粧品・香水・直射日光・急激な温度変化に弱い側面があります。日常使いの際は、入浴・スポーツ時には外し、化粧品を付けた後に身に着け、保管時は乾燥した場所に。原石を活かしたアクセサリーは、青の濃淡・カルサイト白斑点の量・パイライトの金キラの分布で表情が大きく変わります。深青純度の高いアフガニスタン産、金キラが踊るチリ産——それぞれの個性が原石ならではのドラマを生みます。

TROZO のラピスラズリは、研磨で表情を整えず、原石そのままの青とパイライトの景色を活かして仕立てています。在庫から青の濃淡・パイライトの分布・サイズを選びたい方向けの作品と、「おまかせ」で石との出会いを楽しむ作品、両方をご用意しています。6000 年の歴史を持つ「人類最古級の聖なる青」を、日々のお守りとして。

ラピスラズリ 原石ラピスラズリ アクセサリーの選び方

ラピスラズリの原石アクセサリー

原石・鉱物の一点もの — TROZO

ラピスラズリについてよくある質問

Q ラピスラズリの石言葉は?
A

ラピスラズリ(瑠璃)は「尊厳」「崇高」「幸運」「真実」「聖なる石」「創造」「洞察」「ストレス緩和」を主な石言葉として持つと言われています。紀元前 3100 年からの 6000 年以上の歴史を持つ「人類最古級の宝石」として、12 月の誕生石(ターコイズ・タンザナイトと併記)の選択肢のひとつとして親しまれています。

Q ラピスラズリは「鉱物」じゃないって本当?
A

正確には「岩石(rock)」です。ラピスラズリは単一の鉱物ではなく、青色のラズライト(青金石、主成分)、白色のカルサイト(方解石)、金色のパイライト(黄鉄鉱)、その他ソーダライトやアウインなど、複数の鉱物が混ざり合った集合体です。鉱物学的にはちょっと特別な存在で、深青と白と金の景色がひとつの石の中に同居する、ユニークな天然石です。

Q ラピスラズリのモース硬度は? 取扱注意点は?
A

モース硬度は 5〜6 と比較的やわらかい部類です。さらに鉱物集合体のため、強い衝撃で割れやすく、水濡れ・化粧品・香水・直射日光・急激な温度変化にも弱い側面があります。日常使いの際は、入浴・スポーツ時には外し、化粧品を付けた後に身に着け、保管時は乾燥した場所に。お手入れは柔らかい布で乾拭きするのが基本です。

Q ウルトラマリンって何ですか?
A

ラピスラズリを粉末化した、世界最高級の青色顔料です。名前の由来はラテン語の ultramarine(海を越えて)——ヨーロッパ人にとって遠く海を越えたアフガニスタンから運ばれてきた青、という意味です。ルネッサンス絵画の輝かしい青のほとんどがウルトラマリン由来で、フェルメール「真珠の耳飾りの少女」のターバン、ミケランジェロやラファエロの宗教画の青、当時は同じ重量の金よりも高価とされた聖なる青色顔料でした。

Q パイライト(金キラ)は不純物なの?
A

いいえ、不純物ではなくラピスラズリの個性そのものです。ラピスラズリは複数の鉱物が混ざった岩石なので、パイライト(黄鉄鉱)の金キラ斑点もラピスラズリの「景色」の一部。チリ産はパイライト多めでコレクターに人気、アフガニスタン産はパイライト控えめで深青純度が高い——産地ごとに異なる魅力があります。

Q ラピスラズリの主な産地は?
A

アフガニスタン・バダフシャン州が紀元前から世界最高品質を誇る産地で、6000 年以上前のツタンカーメン時代から現代まで採掘が続いています。続いてチリ(パイライト多め)、ロシア・バイカル湖周辺、ミャンマー、アメリカ、そして 2023 年には日本(新潟県糸魚川市)で初めて国産ラピスラズリが確認されました。

Q 染色品は出回っていますか?
A

はい、ラピスラズリには染色品や練り物(カルサイト分が多い淡色のものに染料を含浸させて深青に見せたもの)が市場に出回ることがあります。本物の天然ラピスラズリは色むらやパイライト斑点が自然で、染色品は色が均一すぎたり、断面が不自然だったりする傾向があります。TROZO ではすべて天然のラピスラズリのみを扱っています。

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