サンゴ
珊瑚(さんご)
海が育てた赤、3 月の誕生石
サンゴ(Coral/珊瑚)は、海の刺胞動物「八方サンゴ目」の群体が生み出す石灰質の外骨格を磨いた、人類最古級の有機宝石(organic gem)のひとつ。化学組成は炭酸カルシウム(CaCO₃、主にアラゴナイト、一部方解石)約 85〜92%、有機物(タンパク質コンキオリン・色素カロテノイド)4〜10%、水 1〜3%。モース硬度は 3.5〜4 と柔らかく、宝石としての歴史は紀元前 8000 年に遡る古さを持ち、地中海沿岸(イタリア・チュニジア)、日本(土佐湾・高知県沖、小笠原諸島)、台湾沖、ハワイ・ミッドウェー島沖の暖海でとれます。なかでも日本産のアカサンゴ(血赤珊瑚/Corallium japonicum)は世界最高品質とされ、ヨーロッパのバイヤーから "TOSA(土佐)" と呼ばれて美しい赤珊瑚の代名詞になっています。3 月の誕生石(アクアマリン・ブラッドストーン・アイオライトと併記)、結婚 35 周年「珊瑚婚」の記念石として親しまれてきた天然サンゴです。
◆ サンゴの石言葉
- 長寿
- 健康
- 幸福
- 再生
- 魔除け
- 家庭円満
- 結婚
- 直感
◆ サンゴとは
サンゴ(Coral/珊瑚)は、海の刺胞動物「八方サンゴ目(Alcyonacea)」の群体(コロニー)が分泌する 石灰質の外骨格 を磨いた、貝のパールと同じ 「有機宝石(organic gem)」 の一種。鉱物(無機・天然・固有結晶構造)の定義から外れる、生きものから生まれる宝石です。化学組成は 炭酸カルシウム(CaCO₃、主にアラゴナイト、一部方解石)約 85〜92%、有機物(タンパク質コンキオリン + 色素カロテノイド)4〜10%、水 1〜3%。骨針(sclerites)と呼ばれる微小な棘状結晶が網目状に絡み合った構造で、磨くとガラスのような蝋光沢を放ちます。
サンゴには色と種類で大きな個性があります。アカサンゴ(血赤珊瑚、Corallium japonicum) は深紅〜サーモンレッドの最高峰で、日本産が世界最高品質——ヨーロッパのバイヤーから "TOSA(土佐)" と呼ばれて美しい赤珊瑚の代名詞になっています。モモイロサンゴ(Corallium elatius) は淡いピンク〜サーモンピンクで、特に淡く控えめなピンクは 「アンジェルスキン(天使の肌)」 と呼ばれる最高峰の珍重品。ほかに シロサンゴ(白)、ベニサンゴ(地中海産 Corallium rubrum、明るい赤)、深海サンゴ(ミッドウェイ・サンゴ)、黒サンゴ(Antipatharia、別系統) など多彩で、種ごとに色・産地・価値が異なる天然宝石です。
サンゴは 人類最古級の有機宝石 のひとつで、紀元前 8000 年頃の新石器時代の遺跡から珊瑚製の装飾品が出土しています。古代ローマでは魔除け・健康のお守りとして用いられ、平安時代の日本にも仏教の七宝の一つとして伝来しました。宝石になる八方サンゴの主産地は 地中海沿岸(イタリア・チュニジア・アルジェリア)、日本(土佐湾・高知県沖、小笠原諸島)、台湾沖、ハワイ・ミッドウェー島沖 の暖海。赤珊瑚は日本産「TOSA」が世界最高品質 とされ、地中海産ベニサンゴで珊瑚ビジネスを支配していたイタリア商人が伝統的に格付けた「①モモイロサンゴ ②アカサンゴ ③シロサンゴ/ベニサンゴ」というランキングのなかでも、日本産アカサンゴは別格として珍重されてきました。
サンゴは 3 月の誕生石(アクアマリン・ブラッドストーン・アイオライトと併記)として古くから親しまれ、結婚 35 周年「珊瑚婚」の記念石 としても用いられてきた天然サンゴです。モース硬度は 3.5〜4 と柔らかく、汗・化粧品・香水・酸・アルカリ・熱に弱いため、着用後は柔らかい布で乾拭きすることが長持ちのコツ。一方で「火・魔・病を退ける」お守りの石として、ヨーロッパ・アジア両方の文化圏で 数千年にわたって纏われてきた歴史 が、サンゴという有機宝石の魅力を物語っています。
◆ 鉱物データ
- 和名
- 珊瑚(さんご)
- 英名
- Coral
- 化学組成
- CaCO₃(炭酸カルシウム、主にアラゴナイト、一部方解石)約 85〜92% + 有機物(コンキオリン + カロテノイド色素)4〜10% + 水 1〜3%
- 分類
- 有機宝石(organic gem) — 鉱物ではない。海の刺胞動物「八方サンゴ目(Alcyonacea)」の群体が分泌する石灰質の外骨格を磨いたもの
- 構造
- 微小な骨針(sclerites)が網目状に絡み合った石灰質の構造。磨くとガラスのような蝋光沢を放つ
- モース硬度
- 3.5 〜 4(非常に柔らかい、取扱注意)
- 比重
- 2.60 〜 2.70
- 主産地
- 日本(土佐湾・高知県沖、小笠原諸島 — アカサンゴ "TOSA" の世界最高品質産地)、地中海沿岸(イタリア・チュニジア・アルジェリア — ベニサンゴ)、台湾沖、ハワイ・ミッドウェー島沖(深海サンゴ)
- 種類
- アカサンゴ(血赤珊瑚、Corallium japonicum、日本産 "TOSA" が世界最高品質)/モモイロサンゴ(Corallium elatius、最高峰は アンジェルスキン)/シロサンゴ/ベニサンゴ(地中海産 Corallium rubrum)/深海サンゴ(ミッドウェイ・サンゴ)/黒サンゴ(Antipatharia、別系統)
- 色のバリエーション
- 血赤(深紅)/赤/サーモン/桃色(アンジェルスキン)/白/紅(地中海ベニサンゴ)/黒
- 特徴
- 紀元前 8000 年の新石器時代から人類が珍重 する人類最古級の有機宝石。結婚 35 周年「珊瑚婚」の記念石。日本産アカサンゴ「TOSA」は世界最高品質 として欧州バイヤーが命名
- 誕生石
- 3 月(アクアマリン・ブラッドストーン・アイオライトと併記)
◆ 海が育てた有機宝石 — サンゴの正体
無機ではない宝石、生きものから生まれる赤。
サンゴ(珊瑚)は 「鉱物(無機・天然・固有結晶構造)」の定義から外れる、生きものが生み出す宝石 ——貝のパールと並ぶ代表的な 「有機宝石(organic gem)」 です。海の刺胞動物 「八方サンゴ目(Alcyonacea)」 の群体(コロニー)が、暖海の海底で何百年もかけて分泌する石灰質の外骨格を磨いたもので、化学組成は 炭酸カルシウム(CaCO₃、主にアラゴナイト、一部方解石)約 85〜92%、タンパク質コンキオリン + 色素カロテノイド 4〜10%、水 1〜3%。微小な骨針(sclerites)が網目状に絡み合った構造を持ち、磨くとガラスのような 蝋光沢 を放ちます。鉱物宝石とは異なる、生命の時間が紡いだ赤の物語が、サンゴの本質です。
◆ 血赤と桃色 — 種類とランク、世界最高峰「TOSA」
アカサンゴ・モモイロサンゴ・アンジェルスキン。
サンゴは色と種類で個性が大きく分かれます。アカサンゴ(血赤珊瑚、Corallium japonicum) は深紅〜サーモンレッドの最高峰で、日本産(土佐湾・高知県沖、小笠原諸島)が世界最高品質 とされます。ヨーロッパのバイヤーは美しい日本産アカサンゴを "TOSA(土佐)" と呼んで、美しい赤珊瑚の代名詞として珍重してきました。モモイロサンゴ(Corallium elatius) は淡いピンクの上品な色で、特に控えめでミルキーな最高峰のピンクは 「アンジェルスキン(天使の肌)」 と呼ばれる希少品。ほかに シロサンゴ(白)、地中海産ベニサンゴ(Corallium rubrum、明るい赤)、深海サンゴ(ミッドウェイ・サンゴ)、黒サンゴ(Antipatharia、別系統の角質) など、種ごとに価値と個性が分かれる天然宝石です。
◆ 3 月の誕生石 — サンゴアクセサリーの選び方
結婚 35 周年「珊瑚婚」、紀元前 8000 年から纏う宝石。
サンゴは 3 月の誕生石(アクアマリン・ブラッドストーン・アイオライトと併記)として古くから親しまれ、結婚 35 周年「珊瑚婚」の記念石 としても用いられてきた天然サンゴです。古代ローマでは魔除け・健康のお守りとして、平安時代の日本では仏教の七宝の一つとして、ヨーロッパ・アジア両方の文化圏で 数千年にわたって纏われてきた歴史 を持ちます。3 月生まれの方への贈り物、結婚記念のジュエリーとしての贈答にぴったりの伝統ある天然サンゴです。
TROZO のサンゴは、海の刺胞動物が生み出した自然のままの色と骨格の個性を活かして仕立てています。在庫から色・サイズ・タイプを選びたい方向けの作品と、「おまかせ」でサンゴとの出会いを楽しむ作品、両方をご用意。モース硬度 3.5〜4 と柔らかく、汗・化粧品・香水・酸に弱いため、着用後は柔らかい布で乾拭きするのが長持ちのコツ。生涯にわたって纏える宝石として、3 月の誕生石ギフトや結婚 35 周年「珊瑚婚」のジュエリーに、TROZO の天然サンゴアクセサリーをお選びいただけます。
◆ サンゴの原石アクセサリー
原石・鉱物の一点もの — TROZO
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◆ サンゴについてよくある質問
Q サンゴ(珊瑚)の石言葉は?
サンゴ(珊瑚)は「長寿」「健康」「幸福」「再生」「魔除け」「家庭円満」「結婚」「直感」を主な石言葉として持つと言われています。古代から「火・魔・病を退ける」お守りの石として珍重され、結婚 35 周年「珊瑚婚」の記念石としても親しまれてきた、生命と縁の象徴です。
Q サンゴは何月の誕生石?
3 月の誕生石 です。3 月の誕生石はアクアマリン・サンゴ・ブラッドストーン・アイオライトの 4 種(アイオライトは 2021 年改訂で追加)。また 結婚 35 周年「珊瑚婚」の記念石 としても用いられる伝統ある宝石です。
Q サンゴは鉱物?
いいえ、サンゴは鉱物ではなく 「有機宝石(organic gem)」 に分類されます。海の刺胞動物「八方サンゴ目(Alcyonacea)」の群体が分泌する石灰質の外骨格を磨いたもので、鉱物の定義「無機・天然・固有の化学組成・結晶構造」から外れる 生きものから生まれる宝石 です。パール、琥珀、ジェット(黒玉)と同じ「有機宝石」のカテゴリに含まれます。
Q アカサンゴ・モモイロサンゴ・アンジェルスキンって?
サンゴの主な種類です。アカサンゴ(血赤珊瑚、Corallium japonicum) は深紅〜サーモンレッドの最高峰で、日本産が世界最高品質——ヨーロッパのバイヤーから "TOSA(土佐)" と呼ばれて美しい赤珊瑚の代名詞になっています。モモイロサンゴ(Corallium elatius) は淡いピンクの上品な色で、特に控えめでミルキーな最高峰のピンクが 「アンジェルスキン(天使の肌)」 と呼ばれる希少品です。ほかに シロサンゴ(白)、地中海産ベニサンゴ(Corallium rubrum)、深海サンゴ(ミッドウェイ)、黒サンゴ(Antipatharia、別系統) など多彩です。
Q なぜ日本産アカサンゴ「TOSA」が世界最高品質?
土佐湾・高知県沖、小笠原諸島の深海 で育つ日本産アカサンゴ(Corallium japonicum)は、結晶の緻密さ・色の深さ・骨格の太さで世界の珊瑚を上回ると評価されてきました。ヨーロッパのバイヤーがその美しさに敬意を払って "TOSA(土佐)" と呼ぶようになり、いまもなお美しい赤珊瑚の代名詞として、世界の珊瑚オークションで最高値をつける別格の存在です。地中海産ベニサンゴ(Corallium rubrum)もイタリアで歴史的に珊瑚ビジネスを支配してきましたが、最高峰の血赤は日本産が独占している、と言われます。
Q サンゴの取扱注意は?
モース硬度は 3.5〜4 と非常に柔らかく、宝石のなかでは取扱注意の部類です。汗・化粧品・香水・酸(果汁含む)・アルカリ・熱・直射日光 に弱く、変色や艶の劣化の原因に。着用後は必ず柔らかい布で乾拭き し、化粧品をつけてから最後に身につける、湿気の少ない場所で個別の袋で保管する、超音波洗浄機・蒸気洗浄機は絶対に使わない——これらを守れば数十年〜世代をまたいで纏える宝石です。
Q サンゴの主な産地は?
日本(土佐湾・高知県沖、小笠原諸島) が血赤アカサンゴ "TOSA" の世界最高品質産地。ほかに 地中海沿岸(イタリア・チュニジア・アルジェリア) のベニサンゴ、台湾沖、ハワイ・ミッドウェー島沖 の深海サンゴが宝石用の主産地。すべて暖海の海底で育つ八方サンゴ目の群体から採取される天然宝石です。